不便でも絶景 土地代込み5万円の空き家 兵庫 (神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース:
もともと2018年秋に取り壊し予定のため、所有者が「無料でもいいが、それだと不審がられる」と提示した額は家屋2万5千円、土地2万5千円。「相場は200万~300万円程度。面食らった」と同町の担当者。というのも、購入者には町が上限10万円の助成制度を用意しているため、この物件は実質無料になるからだ。
ホームページで情報を公開すると、県内外から問い合わせが相次いだ。「いわく付きの物件なのか」と尋ねる人もいたというが、担当者は「普通の空き家です」と苦笑する。
一晩で1メートルの雪が積もることもある豪雪地で山あいに家並みが連なる眺めは良い。ただ最寄り駅は約20キロ先。バス停までは徒歩2分だが、1日3便しかないなど決して便利な場所ではない。担当者は「値段だけで即決しないでほしい」と慎重な検討を呼び掛ける。情報は町のホームページで閲覧できる。見学も受け付けている。
香美町内の空き家は2015年10月現在、約700戸。ただ、バンクの登録は5件しかない。町は地域活性化に取り組む地元のNPO法人などと連携し、制度の充実を目指す。同町企画課TEL0796・36・1962
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すごいじゃん
神戸新聞NEXT|神戸|神戸市が空き家バンク 農村地域への移住促進:
神戸市北区と西区の農村部への移住・定住を進めるため、神戸市は18日、魅力を発信する専用ホームページ「神戸・里山暮らしのすすめ」を開設した。農村への移住希望者に入居可能な物件を紹介する登録制の「空き家バンク」も始め、ホームページ内に写真や売却額をまとめたページも設けた。
人口減対策の一環で、都市部と近い農村をPRし、首都圏などから移住希望者を呼び込む狙い。市は本年度から、両区の団体に「農村定住促進コーディネーター」の業務を委託し、移住者への空き家あっせんなどに取り組んでもらっている。
新設した空き家バンクは、売却や賃貸を希望する空き家の所有者が物件を登録し、ホームページに外観などの写真、売却額・賃料、築年数、広さなどの情報を掲載している。農地とセットで売り出す物件もあり、現在は同市西区神出町内の5件が紹介されている。
コーディネーターの連絡先なども合わせて案内し、物件の紹介以外にも、居住を希望する地域との顔つなぎや新規就農などの相談に応じるという。イベント紹介のページもあり、里山暮らしをPRする相談会の情報を随時発信している。
同様の空き家バンク制度は、兵庫県内では豊岡市や篠山市などが既に設けている。神戸市は本年度から、空き家バンクへの登録などを条件に、不要な家財の処分や建物の修繕への補助事業を始めた。久元喜造市長は「これまで神戸市が政策展開してこなかった分野だが、かやぶき民家が残るなど魅力ある農村の一面を発信していきたい」と話す。(若林幹夫)
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