Tuesday, May 29, 2007

学生、新卒者の職業と雇用

伊藤忠と丸紅が「一般職」復活、女子学生の応募殺到

5月28日15時38分配信 読売新聞


 来春の新卒採用で、会社の補助的な業務に携わる「一般職」を復活させる動きが広がっている。学生にとっても長く働ける「安定した身分」が魅力なようで、 就職戦線が学生に有利な「売り手市場」にもかかわらず、9年ぶりに再開した商社には女子学生を中心に約170倍の応募が殺到している。

 総合商社の伊藤忠商事と丸紅は、来春の入社を対象に、ともに9年ぶりに一般職の採用を再開した。伊藤忠は20人、丸紅は30人を採用する。

 伊藤忠は1980年代、年間100人以上の一般職を採っていたが、IT(情報技術)化により業務が減ったことなどを理由に中止した。再開の理由につい て、平山伸一・人材開発室長は「派遣社員は3年程度で入れ替わり、正社員と同じ仕事内容を求めにくい。『長く働きたい』という女性も増え、多様なニーズに 応えられるようにした」と説明する。金融機関でも、朝日生命保険が10年ぶり、住友生命保険は2年ぶりに再開する。

最終更新:5月28日15時38分


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東京駅前ビルに「関西の大学街」 厳重警備 思わぬ難題

5月26日16時0分配信 産経新聞


 ■出入り煩雑「気軽さ」遠く

 JR東京駅前に今春オープンした高層ビルに京大や関大、立命館大など近畿の大学が相次いで進出し、「関西の大学街」になりつつある。大学全入時代を迎 え、首都圏で知名度を高める生き残り作戦で、受講生が急増するなど効果は抜群。ところが、ハイテクビルならではの厳し過ぎる警備や煩雑な手続きに、訪れる 人から不満の声が上がっており、「開かれた大学」を目指す各大学の担当者は対応に頭を悩ませている。 (continues...)

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景気持続を反映/今春並み3割・減らす13%
2007年5月22日(火) 朝刊 1面 沖縄タイムス

 県内主要企業六十社の二割(十二社)が、来年三月、高校・大学などを卒業する学生の新規採用を「増やす」あるいは「増やす方向」としていることが沖縄タ イムス社がまとめた企業への採用計画アンケートで明らかになった。「今春並み」は約三割(十九社)で、「今春より減らす」は13・3%(八社)だった。新 規採用を増やす企業は、事業規模の拡大に向けた人材確保を理由に挙げており、業績の回復や拡大を反映した格好だ。業界関係者は「昨年ごろからの景気の良さ が持続しており、人材不足感が出てきている企業が採用を積極的に行っている」と分析している。

 調査は、民間調査機関の売上高ランキングの上位企業や学生の人気が高い企業などを組み合わせて沖縄タイムス社が独自に抽出。五月中旬に六十社の採用担当者にアンケート用紙を配布した。五十一社から回答があり、回答率は85%だった。

 調査時点で採用予定者数なども含め明確に採用計画を策定しているのは二十四社。

 「今春より増やす」、「今春並み」、「今春より減らす」がそれぞれ八社だった。

 採用予定者数は「未定」とした二十三社のうち「今春より増やす方向」と回答したのは三社で、「今春並み」が九社。まったく未定の企業は十一社。

 採用予定者数を「若干名」と回答した企業は四社だった。

 事業拡大を進めるスーパーや、昨年から積極的な採用を進めるホテル・観光関連での採用が好調だ。

 採用に当たって重視している能力に「コミュニケーション能力」や「やる気」、「行動力」を挙げる企業が多かった。

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