【1】友達といっしょでも常に「背後」に注意を払う。最近は疲れてうつむきがちな子供が多いので注意。
【2】車の2メートル以内に近づかないこと。ワンボックス車のスライドドアからキャッチされる可能性も。
【3】「ちょっと」と声をかけられたら、まず身構える。この言葉は油断させる目的で頻繁に使われる。
【4】ひとりのときは常に小走りで歩くこと。不審者も「急いでいる子供」には声をかけにくい。
【5】「欲しいもの」をあげると言われても無視。声がけの具体的事例を子供に覚えさせる。
声がけの具体的事例は次のようなもの。
「道を教えてくれない?」「いっしょにウチの猫を捜してくれない?」「××のケーキを買ってあげるよ」「サッカーのトレーディングカードがあるけど、欲しくない?」「きみにお金をあげたいので、こっちにおいでよ」「保健所の者だけど、いま悪い病気がはやってるから来て」「警察の者だけど話を聞かせて」「おまえ万引きしただろ!」「きみの背中に虫がついてるよ。取ってあげようか」「お母さんが交通事故に遭ったから、すぐにいっしょに来て」
「これまでの人生で危険な思いをしたことがない親の子供ほど、じつは危険性が高い。親自身が被害に遭っていないので、気が回らず自己防衛意識が低いからです。『見知らぬ人の言うことは聞いてはいけない』と口先だけで注意しても被害は防げません。もっと具体的に『こう話しかけられることがある』と例を挙げて話すことがいちばん効果的です」(佐伯さん)
太重要了
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